(しつ)(たか)教育(きょういく)をみんなに


教育(きょういく)ということは、こどもが学校(がっこう)勉強(べんきょう)をする(とき)(はなし)かな?

もちろんそれもあるけれど、(じつ)大人(おとな)にも教育(きょういく)必要(ひつよう)場合(ばあい)があるよ。大人(おとな)でも文字(もじ)数字(すうじ)()()きできない(ひと)もいるから、そういう問題(もんだい)(ふく)めているよ。

たしかに、日本(にほん)では義務(ぎむ)教育(きょういく)があってすべてのこどもが教育(きょういく)()けられる環境(かんきょう)があるけれど、(ほか)(くに)でもそうだとは(かぎ)らないよね。

(かね)(かせ)ぐためにこどもの(ころ)から(はたら)かなくてはいけないとか、そもそも勉強(べんきょう)(おし)えてくれる先生(せんせい)がいなかったり学校(がっこう)がなかったり、(とく)戦争(せんそう)()きている地域(ちいき)のこどもたちはそういう問題(もんだい)()っている(こと)(おお)いよ。

(かね)問題(もんだい)だけではなくて、(まな)ぶことのできる環境(かんきょう)(ととの)えていく(こと)大事(だいじ)なんだね。

世界(せかい)(くに)はそれぞれの文化(ぶんか)()っている。そういう多様性(たようせい)をお(たが)いに理解(りかい)していけるような教育(きょういく)必要(ひつよう)だよ。

それが「(しつ)(たか)教育(きょういく)をみんなに」ということなんだね。


(わたし)たちに出来(でき)ること

SDGsは(いま)日本(にほん)中学校(ちゅうがっこう)高校(こうこう)授業(じゅぎょう)でも()()げられているね。世界(せかい)課題(かだい)について生徒(せいと)(たち)みんなで(はな)()ったり、部活動(ぶかつどう)としてSDGs()()()げたりといった活動(かつどう)が、ESD(持続(じぞく)可能(かのう)開発(かいはつ)のための教育(きょういく))として各地(かくち)(おこな)われているんだ。教育(きょういく)(まず)しい()らしから脱出(だっしゅつ)して自立(じりつ)する手段(しゅだん)としてはもちろんだけど、持続(じぞく)可能(かのう)開発(かいはつ)実現(じつげん)する手段(しゅだん)としても基盤(きばん)となるものなんだ。()どもも大人(おとな)も、(まな)びたい(とき)(だれ)もが(まな)べる環境(かんきょう)が、世界(せかい)(ちゅう)実現(じつげん)されるために、(なに)ができるかな。


教育(きょういく)(ひろ)提供(ていきょう)するための日本(にほん)での()()

日本(にほん)国内(こくない)では「すべての(ひと)(しつ)(たか)教育(きょういく)を」という目標(もくひょう)(ふく)まれる、「持続(じぞく)可能(かのう)開発(かいはつ)必要(ひつよう)知識(ちしき)技能(ぎのう)()につけられるようにする」というテーマに注目(ちゅうもく)した()()みと、観点(かんてん)注目(ちゅうもく)した()()みが(おお)(おこな)われています。(おお)くの()どもたちが「自然(しぜん)環境(かんきょう)資源(しげん)(まも)りながら、すべての(ひと)(ゆた)かに()らし(つづ)けるためには、どのような開発(かいはつ)をしていくべきなのか」というSDGsのコンセプトを(まな)べるように、さまざまな企業(きぎょう)がそれぞれの得意(とくい)分野(ぶんや)()かして、出張(しゅっちょう)授業(じゅぎょう)やワークショップを()っています。

【生涯学習】とは
「生涯学習」とは,一般には人々が生涯に行うあらゆる学習,すなわち,学校教育,家庭教育,社会教育,文化活動,スポーツ活動,レクリエーション活動,ボランティア活動,企業内教育,趣味など様々な場や機会において行う学習の意味で用いられます。また,人々が,生涯のいつでも,自由に学習機会を選択し学ぶことができ,その成果が適切に評価される社会を指すものとして「生涯学習社会」という言葉も用いられます。
 また,教育基本法第3条においては,生涯学習の理念として,「国民一人一人が,自己の人格を磨き,豊かな人生を送ることができるよう,その生涯にわたって,あらゆる機会に,あらゆる場所において学習することができ,その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。」と規定されております。 (文部科学省HPより
https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab201901/detail/1421865.htm

【キャリア教育】とは
キャリア教育とは、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育 (文部科学省 平成22年度第二次審議経過報告)より

教育(きょういく)(ひろ)提供(ていきょう)するための世界(せかい)(ちゅう)での()()

開発(かいはつ)途上国(とじょうこく)教育(きょういく)改善(かいぜん)するために、これまでも世界(せかい)では国際的(こくさいてき)支援(しえん)(つづ)けられてきました。 (しょう)中学校(ちゅうがっこう)建設(けんせつ)したり、教材(きょうざい)学校(がっこう)使(つか)機材(きざい)提供(ていきょう)したりして、教育(きょういく)の「(りょう)」を()やそうというのが支援(しえん)(ひと)つの(かたち)です。また、教育(きょういく)の「(しつ)」を(たか)めるために、教育(きょういく)カリキュラムを(あら)たに(つく)ったり、教員(きょういん)育成(いくせい)(ちから)()れたりという支援(しえん)(おこな)われています。学校(がっこう)環境(かんきょう)(ととの)えるだけでなく、()どもが(はたら)かなければいけない状況(じょうきょう)打開(だかい)していく必要(ひつよう)があるでしょう。

ターゲット

それぞれの目標(もくひょう)には、その内容(ないよう)をより(こま)かく(しめ)したターゲットが7項目(こうもく)設定(せってい)されているよ。
(くわ)しくは()てみてね!

4.1 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ効果的な学習成果をもたらす、無償かつ公正で質の高い初等教育及び中等教育を修了できるようにする。

4.2 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い乳幼児の発達支援、ケア及び就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。

4.3 2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、手頃な価格で質の高い技術教育、職業教育及び大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。

4.4 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

4.5 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民及び脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。

4.6 2030年までに、すべての若者及び大多数(男女ともに)の成人が、読み書き能力及び基本的計算能力を身に付けられるようにする。

4.7 2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

4.a 子ども、障害及びジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。

4.b 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国及びその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。

4.c 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国及び小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、質の高い教員の数を大幅に増加させる。

17の目標(もくひょう)

目標(もくひょう)全部(ぜんぶ)で17()
(した)の17の目標(もくひょう)から()になる項目(こうもく)をクリックしてみよう!