地球(ちきゅう)(じょう)のあらゆる(かたち)貧困(ひんこん)をなくそう

みんなは「貧困(ひんこん)」って()っているかな?

貧困(ひんこん)」…お(かね)がなくて(こま)っていることだよね?

()きていくのにお(かね)必要(ひつよう)になることはたくさんあるからね。たとえば、おなかがすいても()べるものがない、勉強(べんきょう)したくても学校(がっこう)()けない、病気(びょうき)になっても病院(びょういん)()けない…などのことだよ。

もしそんなことになったら、とってもつらいね。

その(なか)でも(とく)(くる)しい、1(にち)(やく)200(えん)未満(みまん)生活(せいかつ)をしなければいけない状態(じょうたい)のことを極度(きょくど)(まず)しい状態(じょうたい)というんだよ。

世界(せかい)全体(ぜんたい)()てみると、10(にん)に1(にん)がその極度(きょくど)(まず)しい状態(じょうたい)()らしているんだよ。

そんなに(おお)いの?ほんとうかなあ…

わたしたちがくらす日本(にほん)でも、(いま)6(にん)に1(にん)貧困(ひんこん)といわれているんだ。

そうなんだ。貧困(ひんこん)問題(もんだい)(とお)いほかの(くに)だけで()きているわけではないんだね。

世界(せかい)(ちゅう)貧困(ひんこん)(くる)しんでいる(ひと)たちを(すく)うために、世界(せかい)国々(くにぐに)、もちろん日本(にほん)もいろんな()()みをしているんだよ。

(わたし)たちに出来(でき)ること

わたしたちになにができるかな?

支援(しえん)必要(ひつよう)なお(かね)(あつ)まるように、寄付(きふ)募金(ぼきん)をするのがもっとも身近(みぢか)方法(ほうほう)だよ。

学校(がっこう)をやっているよね。
みんなが募金(ぼきん)したお(かね)(なに)使(つか)われているか()っているかな??

【赤い羽根共同募金】とは
共同募金は、戦後間もない昭和22(1947)年に、市民が主体の民間運動として始まりました。
当初、戦後復興の一助として、被災した福祉施設を中心に支援が行われ、その後、法律(現在の「社会福祉法」)に基づき、地域福祉の推進のために活用されてきました。
社会の変化のなか、共同募金は、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」として、取り組まれています。
(赤い羽根共同募金公式サイトより https://www.akaihane.or.jp/

【緑の羽根募金】とは
昭和25年以来「緑の羽根募金」運動を進めてきましたが、平成7年に戦後50年を契機として「緑の募金法」が制定され、「緑の募金」を通じたボランティアによる森林づくりが国内はもとより地球規模で進められきました。
企業、地域、学校、職場から善意の寄付を募り、森林ボランティアやNPOなどを通じて国内外の森林づくりや人づくりをはじめとした様々な取り組みを行っています。
(緑の募金公式サイトより  https://www.green.or.jp/bokin/

(あか)羽根(はね)募金(ぼきん)福祉(ふくし)災害(さいがい)・ボランティア活動(かつどう)支援(しえん)に 【(みどり)羽根(はね)募金(ぼきん)】は緑化(りょくか)運動(うんどう)活用(かつよう)されているよ。

学校(がっこう)(あつ)めているね。 1(てん)→1(えん)品物(しなもの)()えるんだけど、代金(だいきん)の10%が財団(ざいだん)寄付(きふ)されて、震災(しんさい)被害(ひがい)()けた学校(がっこう)海外(かいがい)への援助(えんじょ)使(つか)われているんだ。

【ベルマーク】とは
「自分たちの学校づくり」と「お友達への教育援助」。ベルマーク運動には、2つの機能があります。自分たちの学校のためにマークを集めることが自動的に、厳しい教育環境にあるお友達の役にも立つ仕組みなのです。「協賛会社」が商品に付けているマークを登録参加のPTAや公民館などが集め、整理・計算して財団に送ると1点が1円に換算されてベルマーク預金になります。 その預金で、自分たちの学校に必要な設備・教材が「協力会社」から購入できます。すると、その購入金額の10%が自動的にベルマーク財団に寄付され、へき地の学校や特別支援学校、災害で被災した学校への支援、アジアの子どもたちを助けるNPOへの支援など、さまざまな教育援助活動に使われます。
( ベルマーク教育助成財団サイトより https://www.bellmark.or.jp/

それ以外(いがい)にも、募金(ぼきん)()びかけや支援(しえん)イベントなどを手助(てだす)けするためのボランティア活動(かつどう)や、各地(かくち)のこども食堂(しょくどう)などの支援(しえん)拠点(きょてん)での活動(かつどう)サポートなど、さまざまなかたちで参加(さんか)することが貧困(ひんこん)問題(もんだい)解決(かいけつ)することにつながるよ。

日本(にほん)()()

みんなはって()っているかな?

【子ども食堂】とは
こども食堂とは、地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指しています。
また、単に「子どもたちの食事提供の場」としてだけではなく、帰りが遅い会社員、家事をする時間のない家族などが集まって食事をとることも可能です。
このように、「人が多く集まる場所」ができたことで、地域住民のコミュニケーションの場としても機能しているのです。
こども食堂は、民間発の自主的、自発的な取り組みから始まりました。
(出典:農林水産省公式サイト「子供食堂と連携した地域における食育の推進」)

無料(むりょう)もしくは安価(あんか)食事(しょくじ)食事(しょくじ)する()提供(ていきょう)している活動(かつどう)なんだ。食事(しょくじ)提供(ていきょう)だけじゃなく、勉強(べんきょう)のサポートやこどもの居場所(いばしょ)づくりをしている。

(あか)羽根(はね)募金(ぼきん)(あつ)まった募金(ぼきん)一部(いちぶ)も、福祉(ふくし)支援(しえん)一環(いっかん)として使(つか)われているよ。

貧困(ひんこん)(たい)する世界(せかい)()()

貧困(ひんこん)問題(もんだい)解決(かいけつ)するために、世界(せかい)じゅうでもいろいろな()()みが(おこな)われていまするよ。
たとえば…
満足(まんぞく)食事(しょくじ)ができずに栄養(えいよう)がたりなくなってしまった(ひと)()べものをくばる。
病気(びょうき)になっても病院(びょういん)()けない(ひと)のところにお医者(いしゃ)さんや看護(かんご)()さんが()かう。
貧困(ひんこん)(くる)しむこどもたちでも安心(あんしん)して勉強(べんきょう)できるようなしくみを(つく)る。
(うえ)のような活動(かつどう)のためにお(かね)(あつ)める。これらの支援(しえん)活動(かつどう)には、(おお)くの寄付(きふ)やサポートが必要(ひつよう)なんだ。

募金(ぼきん)協力(きょうりょく)しよう

・ベルマークのついている商品(しょうひん)(さが)して、(あつ)めてみよう

ターゲット

それぞれの目標(もくひょう)には、その内容(ないよう)をより(こま)かく(しめ)したターゲットが7項目(こうもく)設定(せってい)されているよ。
(くわ)しくは()てみてね!

1.1 2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる。

1.2 2030年までに、各国定義によるあらゆる次元の貧困状態にある、すべての年齢の男性、女性、子どもの割合を半減させる。

1.3 各国において最低限の基準を含む適切な社会保護制度及び対策を実施し、2030年までに貧困層及び脆弱層に対し十分な保護を達成する。

1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。

1.5 2030年までに、貧困層や脆弱な状況にある人々の強靱性(レジリエンス)を構築し、気候変動に関連する極端な気象現象やその他の経済、社会、環境的ショックや災害に暴露や脆弱性を軽減する。

1.a あらゆる次元での貧困を終わらせるための計画や政策を実施するべく、後発開発途上国をはじめとする開発途上国に対して適切かつ予測可能な手段を講じるため、開発協力の強化などを通じて、さまざまな供給源からの相当量の資源の動員を確保する。

1.b 貧困撲滅のための行動への投資拡大を支援するため、国、地域及び国際レベルで、貧困層やジェンダーに配慮した開発戦略に基づいた適正な政策的枠組みを構築する。

17の目標(もくひょう)

目標(もくひょう)全部(ぜんぶ)で17()
(した)の17の目標(もくひょう)から()になる項目(こうもく)をクリックしてみよう!